会社で起きた問題を解消する際には、起因を明らかにして、そこから浮かび上がる対策を施す必要がある。また、それと同時に、実際に課題が解消されているのかを調べていくことも大切だ。
たとえば、業務量が多いケースでは、その理由を考えると同時に対策を考えて、実施後の状況をリサーチをするべきだ。業務量が多くなってる理由を分析していくと、一人が受け持つ仕事が多大なことが判明するかもしれないし、仕事に対してそれを請け負う人数が少ないことも浮き彫りになるかもしれない。
このように、問題を引き起こしている原因がわかると、対策として業務の一部をアウトソーシングしたり、スタッフを増やすなどの対策を練ることが可能になる。また、対策を実施した後に、一人が受け持つ仕事量が減ったかどうかを調べると、その効果が把握できるだろう。
このように、職場の問題を解消するためには、改善策を考えて実施するだけでなく、その後に社員にとってプラスになったかどうかの調査も大切なのだ。今回はスタッフ一人が受け持つ仕事量の問題にフォーカスしてみたが、このようなフローは別の問題点においても同様である。トラブルが起きると、解決に向けて動くかどうかばかりに注目が集まるが、実はその後のアフターフォローも重要なのだ。社員が気持ちよく働き、いいパフォーマンスを発揮するためにも、会社の管理職は車内で問題が起きた場合は、調査や対策、その後の検証までを徹底してほしいものだ。